ホテル龍名館お茶の水本店

ホテル龍名館お茶の水本店

オンライン予約

宿泊人数: プランを検索 空室一覧
フッター
サインイン

皆さんお風呂は好きですか?
最近シャワーだけの人が多い話もよく聞きますが、やはり日本人であればお風呂が嫌いな人は少ないのではないでしょうか。
今回はそんなお風呂についてのお話。

日本のお風呂

皆さんにとってお風呂とはどんなものですか

お風呂というものは日本人の日課であり、体を洗う意味はもちろん、精神的な疲れを洗い流すリラックスするため、肩まで湯につかる方も多くいらっしゃいますね。また人によっては音楽を聴く時間、本を読む時間、特に男性の間では「裸の付き合い」なんて言葉がありますが、親睦を深める意味もあったりと、お風呂にまつわる話は多くあります。

海外ではシャワーのみで、浴槽内で体を洗う国も多いようです。日本を訪れた外国人の方が一般家庭の風呂では家族皆同じ湯を使う習慣を知らず、入浴後風呂の栓を抜いてしまうことも多いようです。

お風呂イメージ

進化を続ける日本のお風呂文化

日本は世界でも有数の火山島。その為、昔から日本各地には湧き水のように温泉が湧き出ています。しかし昔は、そんな天然温泉に入浴するのではなく自然の洞窟や岩屋を利用して蒸気浴、今でいう「サウナ」が一般的だったようです。

日本のお風呂で最も古いのは、瀬戸内海各地に点在していた石風呂(岩屋風呂)というものだそうです。これはサウナみたいなもので、自然の岩窟で蒸気浴をするものでした。
6世紀頃に、仏教伝来以後、東大寺などの寺院は湯堂・浴堂といった浴槽を持ち、鉄製の大釜で湯を沸かした蒸し風呂が登場しました。仏教では、お風呂に入ることは「七病を除き、七福が得られる」と説かれていました。僧侶や庶民は心身清浄、時には医療目的で入浴したそうです。

江戸時代には、首までしっかり浸かるお風呂「据え風呂」」が登場しました。湯舟は湯量が少なく済むように、人ひとりが入れるほどの木桶を利用しておりました。江戸の主流となったのは、浴槽の内側の縁に通気口のついた鉄製の筒をたて、この中に燃えている薪を入れ、通気口から入る風で薪が燃え続け、鉄の筒が熱せられることによって湯が沸く「鉄砲風呂」。一方、関西では、桶の底に平釜をつけ、湯をわかす「五右衛門風呂」が普及したそうです。
また、度々混浴禁止令が出たこともあり、男女別の銭湯が登場し、幕末には江戸内で600軒程に増えました。男性用銭湯は2階建てが多く、人々はここで茶菓子類をほおばりながら将棋や碁などを楽しみ、庶民の娯楽場、社交場として利用していたそうです。何だか現代のスーパー銭湯に似ている気がしますね。

明治以降、蒸し風呂式は無くなり始め、浴槽は板間に沈めて湯をたっぷり入れるものに変わっていきました。さらに洗い場の天井は広く、高くし、開放的で清潔感のある銭湯に変わっていきます。これは当時“改良風呂”と呼ばれ評判になったそうです。
大正時代になると、さらに銭湯は近代化が進みます。板張りの洗い場や木製の浴槽は姿を消し、タイル張りとなりました。後に、水道が普及すると浴室に水道式のカランが取り付けられ、衛生面においても向上しました。・・・このあたりになると、黄色のプラスチックの風呂桶が頭に思い浮かんできますね(笑)。
戦後は住宅不足の中で重宝され、街中に数多くあった銭湯も今では減りつつありますが、身近なレジャーとなっている温泉の人気は衰えを見せません。

「家風呂」が各地に普及後ジャグジー、テレビ付き、ミストサウナなど日々の暮らしのエンターテイメントのひとつとして、日本のお風呂は独特の発展を遂げていきます。 現在では半身浴や入浴剤など入浴法を工夫する人も多く、裸の付き合いを楽しむ「温泉」や「スーパー銭湯」、「足湯」、「スパ」の登場等、日本のお風呂文化は進化し続けています。

日本の銭湯

日本の温泉地は、全国で3,085箇所

日本温泉総合研究所のデータによると、日本では2014年春の時点で3,085箇所の温泉地があるそうです。温泉地が一番多い都道府県は北海道の254箇所。しかし「日本三名泉」と呼ばれるものに北海道は含まれておらず、有馬温泉(兵庫)、草津温泉(群馬)、下呂温泉(岐阜)の3つが日本三名泉と呼ばれています。室町時代の京都五山相国寺の詩僧・万里集九の詩文集「梅花無尽蔵」にこれら3つの温泉の名が記載されていることを受けて、江戸時代の儒学者・林羅山が自らの詩文にもこれらの温泉名を残したことに由来するそうです。

また、「日本三大美人の湯」と呼ばれるものもあり、川中温泉(群馬)、龍神温泉(和歌山)、湯の川温泉(島根)は女性の間では人気の温泉地となっております。出典は定かではありませんが、一般に美人の湯と呼ばれるものは炭化水素塩泉で、美肌効果があり肌がきめ細やかにつややかになる、という効果があるとされています。

温泉

ホテルでは信楽焼きの陶器風呂をご用意

温泉は日本人の心と言っても過言ではないほど、日常に根付いておりますね。私達、ホテル龍名館お茶の水本店では、海外ゲストの方はもちろん、日本人の方にも楽しんでいただけるよう、狸の置物で有名な滋賀県甲賀市の信楽焼きの陶器風呂を全室に採用しております。陶器でできた浴槽は、心がほどける和みの時を演出。たっぷりと湯を張った浴槽が体を包み込み、疲れを癒します。日本特有の風呂文化の素晴しさを改めて感じてみてください。
信楽焼きの陶器風呂についてはこちらでもご紹介しております。

信楽焼きの陶器風呂



2014年11月14日