ホテル龍名館お茶の水本店

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ホテル龍名館お茶の水本店の入り口に、2016年2月より飾られているオリジナルの「暖簾」をご紹介しています。

本店の暖簾

オリジナルの暖簾が完成

ホテル龍名館お茶の水本店は、お陰様をもちまして、昨年夏にリニューアルオープン1周年を迎えました。それを記念して制作された「暖簾」がこの度完成し、満を持してホテル正面入口に設置されました。
この暖簾に施されている模様は、昭和48年に現在の高層ビルに建て替えられるまで旅館として営業していた時代の、客室の障子格子をモチーフにしたものです。現在の客室の障子や、アメニティを包んでいる風呂敷のデザインにも使われており、まさに龍名館を象徴するデザインといえます。

この暖簾は、1周年を記念したイベントの一環としてなにかできないかとスタッフの意見を募り、旅館にルーツを持つホテルとして相応しいものを作ろうと制作することになりました。当初は8月の1周年記念直後、2015年9月にお披露目できるよう準備を進める予定でしたが、スタッフそれぞれがこだわりを持ち、デザインについて意見を出し合って作り上げた結果、やっと今年2月に完成するに至りました。
暖簾には、正面を大きく覆う太鼓暖簾や短く小さな水引暖簾など様々な形がありますが、「やはり暖簾はくぐって頂きたい」という点にこだわりを持ち、現在の形で決定いたしました。暖簾は世界でもほかには見られない、日本独自の文化です。暖簾をくぐることで少しでも日本文化を感じて頂ければ幸いでございます。

暖簾制作の過程

この素敵な暖簾を制作して下さったのは、大正12年、神田で呉服の染色事業を始め、一時の休業を経て平成26年から四代目中村新さんにより染織製品の企画・デザイン・制作事業を開始された「有限会社中むら」さんです。日本の手仕事を未来に繋ぐ為、現代に新たな手仕事の需要を創造するべく活動されているというその理念に共感し、地元神田で当ホテルと同じく大正時代から続く老舗でもあることからこの度の暖簾制作を依頼いたしました。

有限会社中むら代表取締役の中村新さん

▲有限会社中むら代表取締役の中村新さん

「中むら」の優れた職人たちによるこの暖簾は、「手捺染」という染色技法を用いています。「手捺染」とは、生地の上に図案の型を置き、上からスキージというヘラの様な道具で染める技法です。この技法は暖簾だけでなく風呂敷や手拭いなど幅広く用いられますが、通常は片面にしか染めがないところ、暖簾には両面にズレなく図案が染まっており、暖簾を染める専門の職人による熟練した技術が光ります。 また、生地は綿のブッチャーという立体的で存在感のある生地を採用しています。生成りのものを使用している為、薄らと生地自体の色が残る自然な風合いに仕上げています。

神田、お茶の水に足を運ばれた際は、是非当ホテル自慢のこの暖簾の、染めの職人技や生地の質感を直接感じて頂ければと思います。ホテルのご宿泊や一階にございます創作和食レストラン「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」のご利用ももちろん大歓迎です。

2016年3月21日